
森中 大成
大手損害保険会社にて法人営業を経験後、米国シカゴでの会計監査経験を経て、2016年からPwCアドバイザリーにて財務デューデリジェンスやバリュエーション、財務モデリング業務等に従事。財務デューデリジェンスではPEファンドをクライアントとする案件に数多く関与し、2020年にAG参画。米国公認会計士
アスパラントグループを選んだ理由
前職のPwC時代には、大手PEファンドの案件を支援する立場として、M&A業務に数多く関与しておりました。その流れで、投資を実行する側としての役割に漠然とした憧れを抱くようになり、PEファンドへの転職を意識するようになりました。その中でもアスパラントグループは、投資部門とは別に、投資実行後に、投資先の成長を支援する事業支援部門を設けており、他のファンドとは一線を画すユニークな体制に魅力を感じました。
私のM&A関連のキャリアは、財務DDを中心に、投資に至るまでのサポート業務を積み上げてきておりましたので、専属的に投資部門に所属し、専門性を高めていけるところは魅力的だと感じ、入社を決めました(実際に短期間に数多くの案件に関わることができています)。
なお、弊社では、投資先ごとに、投資先の経営者様、事業支援部門のメンバーから事業の状況を共有する会議を毎週金曜日に行っています。これにより、投資後も案件に関与し続けることができる点も魅力だと思います。
仕事内容
私は投資部門に所属し、証券会社や銀行を中心としたアドバイザーの皆様とコミュニケーションを取りながら、潜在的な投資案件を発掘しています。投資候補企業の初期的な調査・分析、提案書の作成を行い、関係者の皆様と協議を重ねながら投資先候補企業へのアプローチを行っています。そして、案件が具体化した場合には、DD対応や各種契約書の精査、レンダーとのコミュニケーション等に加え、社内で正しい投資意思決定をするためのドキュメンテーションとそのプレゼンを行います。幸いにもアドバイザーの皆様から沢山の投資候補案件のご紹介を頂けておりますので、ニッチな市場で影響力を発揮されている会社からメジャーな業界に属する会社までの幅広い業界の知見を深めることができています。また、投資に至るまでには、他部門のメンバーも含めた全員参加の案件検討会議が継続的に開催され、メンバー間の活発な意見交換により、新しい気づきを得て、よりよい投資案件の実行に活かしています。
投資担当の業務においては、会計、税務、法務、ファイナンス、モデリング等のハードスキルに加え、事業の現状、今後を読み、考えていく力、そして何より、案件に関係する皆様から信頼して頂ける誠実なコミュニケーションが最も重要だと考えています。周囲のサポートを頂きながらも、1から100まで、基本的に自分達で主導していかなければいけないので、日々ハードワークが求められますが、それがPEファンドにおける投資担当の醍醐味であると思います。1件の投資に辿り着くまでには、膨大な投資案件を検討し、数年の年月を費やすこともあります。しかし、仮に投資に至らなかった場合でもその経験は確実に蓄積され、次に活かすことができますし、努力が報われて、投資が実行できた時には、大きな達成感とやりがいを感じることができます。

今後のキャリアビジョン
まだまだいろんな分野において勉強することも多いので、投資担当として更なる力をつけていきたいと思っています。この業界では、学ぶべきことが尽きることはなく、常に勉強不足を実感しています。幸いにも、社内には、様々なバックグラウンドを持つメンバーが揃っており、その方々からいろんなことを学びたいと思っています。
また、今後は、特定業界への理解を深めたり、自身の米国での実務経験を活かして、海外展開を目指す企業への投資支援を通じて、AGの成長に貢献していきたいと考えています。
求職者へ一言お願いします。
弊社では、誰にも負けない努力ができる人であれば、実力に見合った仕事を任せて頂ける環境です。ただし、仕事は一人ではできません。周囲の支えがあってこそ成り立つことを常に意識し、「投資をする」のではなく「投資をさせていただく」という謙虚な姿勢を忘れないことが大切だと思います。
もし、このような価値観に共感いただけるようであれば、ぜひご応募ください。ご一緒に働ける日を楽しみにしています。